首都高速 箱崎ジャンクションの「後から付け足したランプを支えるはみ出し橋脚」
先日、[東京ドボ女会]の橋とかジャンクションを巡るツアーに参加させていただきました。
「聖地?」箱崎ジャンクション前集合だったのですが、集合前に撮りたかったのがこれ。
「後からつけたしました」感が満載。
というのもこれは首都高速道路の渋滞の名所箱崎ジャンクションの渋滞対策として、都心環状線から深川線に向かう際に、向島線との織り込みが出ないよう直結するランプを後から施工したときのものなのです。
詳細は、こちらに記載されています。
サクラダ技報11号「箱崎ジャンクション上部、橋脚改良工事報告―― 首都高速道路の渋滞対策と既設構造物との接合――」
http://www.sakurada.co.jp/new2/gihou/no11/g11_h02.pdf
施工ヤードがなく、この細い街路で上部工を地組してクレーンで相吊りしたようです。
都市高速道路の狭小な区間での渋滞対策工では、このような工夫満載かつ苦労がしのばれる橋脚が多いですね。
同じく、阪神高速道路 湊町出口を追加施工したランプも見ていて関心深いです。
如何にも「後からのっけましたー」って感じ。
更に変態的な片持ちで続く
湊町出口はこの先もなかなか面白いのでまた書きます。
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