鳥飼大橋に行ってみた
詳しい形式の話はよくわからないのだが、日本道路公団設立時に大阪府から引き継いだ有料道路であった鳥飼大橋が解体されると聞いたので見に行った。
ここまでが南詰側。
ここからは北詰。
「昭和29年日本道路公団最初の有料橋として開通」といった記事がweb上では散見されるが、鳥飼大橋が開通した時には、まだ日本道路公団はない。(昭和31年4月設立)
昭和27年制定の道路整備特別措置法(旧法)http://www.shugiin.go.jp/itdb_housei.nsf/html/houritsu/01319520606169.htm により、道路管理者が有料道路を建設・管理できるよう定められたところ、下記(昭和29年4月15日の官報資料版から引用。クリックすると大きくなる。)のような有料道路が各道路管理者により建設されたものである。
なお、wikipediaの「鳥飼大橋」の項では「道路特別整備法」となっているが誤り。
昭和29年10月29日に開通して大阪府が管理していた鳥飼大橋を昭和31年7月1日に日本道路公団が引き継いだことが分かる官報公告。
本来は、昭和45年まで料金徴収することになったが前倒しして昭和39年に無料開放されることとなったことを示す官報公告。
なお、料金は、普通車100円、小型自動車70円、路線バス150円、その他のバス250円、特殊自動車250円、軽自動車30円、バイク20円となっている。
いろんなところに「鳥飼大橋は最初の有料道路橋」と書いてあるのだが、「道路法解説(建設省道路局監修)」には、
(引用開始)
旧法以前には、修路架橋運輸ノ便ヲ興ス者ニ入費税金徴収許可方(明治4年太政官布告台648号)により(中略)これに基づき各所に有料の橋や渡船施設が設置された。
(引用終了)
とある。また、上記にいう道路法の旧法(大正8年)のことであるが、第25条、第26条に有料橋についての規定がある。
この辺りからすると、「鳥飼大橋は道路整備特別措置法に定められた有料道路としては初めて」というように条件をつける必要があると思われるのだが如何?
http://www.mlit.go.jp/road/ir/yuryou/1pdf/5.pdfから引用。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200910_705/070505.pdf も参照されたし。
※ http://www.youtube.com/watch?v=OKNBVOe5UX4 に昔の動画が載っていた。
| 固定リンク | 0
「道路」カテゴリの記事
- 上越新幹線燕三条駅と北陸自動車道三条燕ICの命名経緯を検証する(2023.06.24)
- 毎日新聞【⿊川晋史記者】「五輪が来たニッポン︓1964→2021 都市の姿、環境優先へ」とプロジェクトX「空中作戦」(2021.08.08)
- 階段国道339号に公共交通機関(JR津軽線と路線バス)で行く方法(2021.05.03)
- 階段国道339号にまつわる謎にチャレンジしてみた(2021.05.02)













コメント