千種地下街
地下街続きだが
名古屋:今池・千種の地下街閉鎖へ 郊外型店舗に押され 毎日新聞 2013年02月09日 12時48分 名古屋の発展とともににぎわった今池と千種の地下街が3月で廃止される。高度成長期に誕生し、半世紀余。老朽化に加え、郊外型店舗の台頭など変化する経営環境の波にのまれた。既に立ち退いた店舗のうち、宝飾店を営んできた「ムラホ」の社長、村上栄子さん(81)はこれを機に廃業を決意、数々の思い出が詰まった地下街に別れを告げた。 市営地下鉄東山線の今池駅、千種駅につながる両地下街は、同線が1960年に栄(当時は栄町)から池下まで延伸された時に開設され、それぞれ広さ約1200平方メートルに14店舗、同約800平方メートルに10店舗が入った。 (中略)しかし、89年に桜通線が今池に乗り入れると人の流れが変わり、地下街を歩く人がめっきり減った。コンビニや郊外型店舗に押され、再開発が進む名古屋駅周辺にも客足を奪われた。それでも、村上さんの店は常連客に支えられ、何とか売り上げを維持していた。 転機が訪れたのは一昨年9月。両地下街を運営する名古屋交通開発機構から地下街を閉鎖する話が伝えられた。赤字経営が続く中、施設の更新期も迫っていることなどが直接的な理由だった。「もう高齢だし、この際、店をたたもう」。村上さんは決断した。 両地下街は今、1店を除いてすべて立ち退き、シャッター通りと化している。今後は店舗部分を解体し、通路として利用される。 |
たまたま昨年千種駅を通りがかったときに気になったものだったが。
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