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2013年7月10日 (水)

三原橋の建物は、地元から撤去せよとの訴訟を起こされていたというお話

 

       
朝日1957/05/28       

三原橋ぎわの建物撤去問題判決あるまで留保

都議会建設労働委態度決定延ばす

        27日午前10時から開いた都議会建設労働委員会は中央区銀座3ノ5、三原橋橋台建物撤去規制同盟から出されていた「三原橋両側の建物撤去」の請願を審議したが「現在この問題をめぐって訴訟が起されているので、その判決があるまでこれを保留する。しかし都側に行政上ズサンな点が多かったので、都当局が一日も早く解決するように努めるべきだ」という結論を出した。
        訴訟を起しているのは中央区銀座三原橋ビル内国土復興会社(小栗一雄社長)で、さる6日都知事、都観光協会などを相手取り、「三原橋の両側使用許可の無効確認、撤去」の訴えを東京地裁に持ち込んでいる。
地元の三原橋橋台撤去規制同盟の請願によると、問題の三原橋がかかっていた三十間堀を、さる24年に埋め立てて地元に払い下げた時、都側は同橋の周辺を緑地帯にすることを約した。その後、安井都知事が代表者となっている都観光協会が同橋ぎわに観光案内所などの施設を設けたいというので、都は同橋の地域を同協会に貸したところ、その占用地に緑地帯どころか鉄筋コンクリート二階建ての建物が出現、交通の邪魔になるなど地元の発展を妨げているというもの。

三原橋橋台撤去規制同盟代表委員上田是清氏の話 都観光協会じゃ公共的な施設を作るといって占用の許可を受けながら、新東京観光会社にまた貸ししているが、これは納得できない。交通の点でも、あの建物が道の見通しを妨げ、近所迷惑になっているので、あくまで撤去を求める運動を続けるつもりだ。 

時々、ネット上で「地元で三原橋の地下街や建物を残そうとすべきだ」なんて書き込みがあるが、地元感情はもともとこんな感じであれば、残そうという動きはないですわなあ。。

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