オランダの曳家は、家が運河を船にのっていくのだ
そもそも「曳家」って何さ?という方へ
社団法人 日本曳家協会 さんのサイトによると
「曳家」は建物や橋、重量物等の移動工事をします。
土地区画整理等で建物を移動したい!陽当たりが悪いので建物の向きを変えたい!敷地有効利用のため建物を上げ下に駐車場等を作りたい!また歴史的な建築物や貴重な文化財等をそのままの姿で移動して保存したい!等々、こんな時に活躍します。
http://www.nihon-hikiya.or.jp/hikiya.html
要するに、「建物等が他の工事等で支障になった際に、建物を解体せずにそのまま台車等で移転させること」
最近だと、横浜銀行本店等が有名。
これが、オランダだと、
「家が船にのって運河を渡って移転していく」
というのだから、すごい。
(※ 見た目運河っぽいのでそう書いたけど、オランダ語が分からないので違ったらごめんなさい)
百聞は一見に如かずということでどうぞ。
まずは早回しで全体形を把握してください。
自走台車に乗って家が動いていくだけでもアレなのに、さらに運河を家がいくというwww
高速道路建設に伴って古民家が移転することになったようです。
シュールです。
経路はこんな感じらしい
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