三原橋の解体・撤去は、平成25年度内に決定済。コンサルにも発注済。
三原橋地下街は閉鎖され、三原橋ビル(三原橋観光館)も解体中で、その後はどうなることか注目を集めていたわけだが、東京都では既に三原橋自体を撤去する方針で、建設コンサルタント会社にも工法検討等を発注済だった。
下記は、「東京都 電子入札情報」の検索結果だ。
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注目すべきは「(3)三原橋撤去に伴う検討①晴海通り道路改良計画②三原橋撤去の概略施工計画③地下歩道のバリアフリー化計画④地下2階における概略補修計画の検討」の部分である。
・三原橋を撤去して晴海通りを改良する。
・現在、三原橋地下街が支障となって一部階段となっている地下歩道を「バリアフリー化」する。
・地下2階(例の「幻の地下街」のことか??)を補修する。
「地下歩道のバリアフリー化」ということは、この階段を無くすということか??
営団地下鉄(当時)の資料によると、三原橋地下街と当該地下歩道と「幻の地下街」と日比谷線の関係は下記のような感じになっている。
三原橋の前後だけ「伸縮継手」になっているということは、ここだけいつの日か改修する予定があり、遂にその日が来たということなのだろうか?
東京都の発注資料によると、既に三原橋解体後の「イメージパース」も納品されているはずだから、どなたか「情報公開請求」でもしてみては如何か?
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