圏央道の青梅市内を歩いてみる(その1)
圏央道の相模原愛川IC~高尾山ICが開通して東名高速と関越道が繋がった記念に圏央道関係の記事を書いてみる。
圏央道の青梅市内は、短区間に2階建ての青梅トンネルや多摩川橋があっていろんな構造物が満載だ。というかふつうの盛土区間は殆ど無い。そこを歩いて確かめてみる。
歩いて回るので、まずは青梅線小作駅から西東京バスで物見塚へ
青梅IC南側に隣接する青梅スタジアムは、川崎球場に本拠を置いていたころのロッテオリオンズの二軍球場。当時はティアックが所有していた。
青梅ICは、圏央道が平成8年3月に初めて開通したところ。当時の開通式には、青島幸男東京都知事がテープカットに参加していた。
開通告知のキャラクターは鈴木蘭々。ポンキッキーズに安室奈美恵と一緒に出ていたころかな?
「インター入口」という標識↑は珍しくないが、「インター下」という標識↓は珍しいのではないか?
青梅ICから東側は高架橋の区間となる。
消失点スキーにおすすめの場所である。
高架橋の南側には「セーラーロボット」の工場が!?セーラームーン型のロボットでも作るのか!?(セーラー万年筆の工場です。)
東京エックスを生み出した東京都畜産試験場の北側を高架で進んでいく。
青梅トンネルに入っていくため西側に進むにつれて徐々に下がっていく。
一般道を持たない圏央道にとって非常に珍しい「ルート468」の表示。尤も、国交省は記者発表資料で「R468」のおにぎり表示をつかうのが好きなようだが。
ここで高架橋も終了。短い擁壁区間から青梅トンネルへ潜っていく。
ここは、NEXCO東日本の管轄。
半地下(掘割)区間になっていくと、二階建ての青梅トンネルに入るために、内回りと外回りの路盤の高さが違ってくる。(二階建ての下に入る外回りが段々内回りよりも下になってくる。)
ここから青梅トンネルに入る。この場所ではまだ卵型でもないし上下2段でもない。この先の地下で徐々に内回りと外回りが寄って行って2段になっていくのである。
この区間の模型作成を担当した会社のサイトを見ると構造がよく分かる。http://www.k-kikaku.co.jp/douro-page.html/21-oomehoriwari.html
青梅トンネルの上空は、青梅市の緑地になっている。
この窓が無い建物が青梅トンネルの換気塔である。
換気塔の西側もまた緑地
青梅トンネルの2階建て構造の解説を書いた看板があった。
トンネルのカーブにあわせて地上に緑地が設置されていることが分かる。
道路は地下だが、地上には「日本道路公団」と記した鋲がある。
神社の境内の地下を圏央道が走っている。
ちょうどこの新町御嶽神社の鳥居の下を青梅トンネルがカーブしながら走っていることになる。
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