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2014年9月22日 (月)

三原橋の既設橋は撤去することで詳細設計を発注済

東京都の発注公告から再び三原橋の行く末を調べてみた。

下記は、「東京都 電子入札情報」の検索結果だ。前回記事で概略検討を受注していたドーコンが特命契約で引続き受注したようだ。

 
           
 
                                               
採用者情報
採用項目 採用内容
契約部署 建設局第一建設事務所庶務課
契約番号 26-00073
見積日時 平成26年7月10日  午前10時40分
見積場所 建設局第一建設事務所庶務課
件 名 三原橋耐震補強及び補修詳細設計
採用者氏名 株式会社ドーコン
採用金額 3,240,000円
公表通知書  
見積経過情報
No 見積者氏名 見積金額 備考
1 株式会社ドーコン 3,000,000円  
記事 履行場所  東京都中央区銀座四丁目地内から同区銀座五丁目地内まで
工事概要  三原橋耐震補強及び補修詳細設計
 橋長:29:566m
 幅員:36.18m
 構造形式:3径間連続鋼鈑桁橋

 橋梁詳細調査:一式
 橋梁耐震補強及び補修詳細設計:一式


【分野:鋼構造・コンクリート】
工  期  契約確定の日から平成26年10月31日まで
特命理由 三原橋の橋梁下は、地下1階(地下街)、地下2階(建設局倉庫)、地下3階(東京メトロ日比谷線)の3層の函渠構造である。三原橋の下部工は東京メトロと一体構造となっている。「道路構造物計画検討(晴海通り)」において、三原橋の特殊で複雑な構造特性を踏まえた、既設橋撤去に伴う概略施工計画や函渠を含めた構造物概略検討を実施している。本詳細設計は、東京メトロと一体構造となっている三原橋の構造特性を踏まえて、補強・補修設計を行う必要がある。また、本詳細設計の実施にあたり、既設橋梁の詳細調査を行い、限られた期間内に耐震補強及び補修計画を効果的に立案する必要がある。 この委託に際して、 ①当該詳細設計の前提となっている「道路構造物計画検討(晴海通り)」を行なっていること。 ②当該詳細設計は、道路構造物計画検討と一貫性をもたせる必要があること。 ③当該業者が、道路構造物計画検討を行なったことにより、施設の概要及び敷地の条件等を熟知しており、かつその他の必要資料を豊富にもっていること。 以上の理由により特命とする。

「特命理由」の「地下2階(建設局倉庫)」というのが「銀座の幻の地下街」の現在の姿である。

下記2枚は、営団地下鉄の日比谷線建設史から引用したもの。上記「特命理由」における「三原橋の下部工は東京メトロと一体構造となっている」という状況がお分かりになるだろうか?

日比谷線-三原橋付近縦断図

「三原橋の橋梁下は、地下1階(地下街)、地下2階(建設局倉庫)、地下3階(東京メトロ日比谷線)の3層の函渠構造である。」

日比谷線工事に係る三原橋仮受け図面

日比谷線建設にあたっては、いったん三原橋地下街の店舗を収去し、床等を撤去して橋脚を仮受けしながら工事を進めている。そのため上記「特命理由」に言うような「一体構造」となっているのだろう。

なお、三原橋とは一切関係ないが、この設計の見積が第1回「400万円(税抜き)」→不落、第2回「390万円(同)」→不落、第3回「300万円(同)」→落札という経緯をたどっている。

特命契約なので、ライバル会社はいない。第1回と第2回の見積結果を見るに、ドーコンの担当営業は、「400万円」スタートで10万円ずつ下げていく見積書を持ってきていたと思われるが、何故に第3回で一気に「300万円」まで落としたのか?「このままじゃいつまでたっても落ちねえよ」とか何か天の声でもあったのかしらん。。。

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