国道246号の永田町枝線はなぜ国道になったのか?~「ふしぎな国道(佐藤健太郎著)」の不思議(その6)
Q.本書では、国道にまつわる様々な謎が紹介されていますが、佐藤さんでもまだわからない謎はあるのでしょうか?
A.たくさんあります。たとえば国道246号永田町バイパスです。2006年に、永田町付近の都道が、いつの間にか国道246号の枝線に指定されていました。こういうケースは、他ではほとんど見たことがありません。で、この枝線は、途中で不自然に曲がっています。なんでこのルートなんだろうと地図をよくよく見てみたら、どうやら自民党本部と首相官邸の間を結んでいるように見えます。何か意味があるんだろうなと思いますが、謎ですね。
現代新書『ふしぎな国道』著者 佐藤健太郎氏インタビュー マニア歴17年のサイエンスライターが語る、あまりにディープな国道♥愛の世界
図書館で調べれば分かる話を「不思議不思議」といってデマを書き散らしているのに「佐藤さんでもまだわからない謎はあるのでしょうか?」とは正直乾いた笑い以外何も出ないのだが、現代新書を発行する講談社のプロモーション記事(提灯記事)だからやむを得ないか。いしいひさいちの「前戯なき戦い」では、音羽会はもうちいと骨があったんじぇけどのお。
ところで、国交省の「第1回 高速道路ナンバリング検討委員会 配付資料」http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/numbering/pdf01/7.pdfに、この「246号の枝線が国道となった理由」があっさりと書いてあった。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/numbering/pdf01/7.pdf
「〇三宅坂交差点への本線とは別に、平河町交差点から国会議事堂、首相官邸方面への分岐あり。
〇重要施設へのアクセスの向上、被災時の的確な対応等のため。」
とのことである。
これで「国道のふしぎ」が一つ解決だ。
秋庭大先生なら「官邸と永田町を結ぶ地下道ネットワークは国家機密に関するため国が直接管理する必要があるのだ。」とか言ってくれそうなものだが、そんなにロマンティックなものではないようだ。
| 固定リンク | 0
« 京葉線の中央線方面への延伸と新宿駅予定地~上越新幹線の下に準備。そしてバスタとの関係は?~ | トップページ | 国道の番号の付け方はいい加減なのか?~「ふしぎな国道(佐藤健太郎著)」の不思議(その7) »
「道路」カテゴリの記事
- 上越新幹線燕三条駅と北陸自動車道三条燕ICの命名経緯を検証する(2023.06.24)
- 毎日新聞【⿊川晋史記者】「五輪が来たニッポン︓1964→2021 都市の姿、環境優先へ」とプロジェクトX「空中作戦」(2021.08.08)
- 階段国道339号に公共交通機関(JR津軽線と路線バス)で行く方法(2021.05.03)
- 階段国道339号にまつわる謎にチャレンジしてみた(2021.05.02)
「読書感想文」カテゴリの記事
- 福川裕一千葉大名誉教授監修の「ニッポンのまちのしくみ」が酷い(2020.02.07)
- 首都高 諸橋雅之室長の「オリンピックをやろうというときに、建設反対なんてヤボだ」発言を検証してみる(2019.10.20)
- 古市憲寿氏「東京五輪“負の遺産” 首都高とモノレール 五輪に間に合わせた急ごしらえの代償」を検証する。(2019.08.13)
- 「完全版 新宿駅大解剖」(横見浩彦・監修 宝島社・刊)表紙トップの上越新幹線ネタを検証してみる(2016.12.11)
- 「東京道路奇景」(川辺謙一・著)を読んでいて「東京都市高速道路の建設について」に関心を持った方に全部見せちゃう。(2016.11.22)






コメント