今週末の圏央道開通にあわせて高速道路のナンバリングが実施される。
必要な省令や通達も出そろったようであるが、国土交通省のウェブサイトの非常に深い位置にPDFで載っているだけなので、利用者サービス的には不完全である。
そこで、暫定的に私が国交省に代わってお客様サービスに努めてあげよう。問い合わせの電話やメールが減るかもしれないぞ。
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「高速道路ナンバリングの導入について」国道企第55号平成29年2月14日道路局長通達
http://www.mlit.go.jp/road/sign/numbering/files/numbering_tsuchi002.pdf
訪日外国人をはじめ、すべての利用者にわかりやすい道案内の実現を進めるため、「高速道路ナンバリング
の実現に向けた提言」(平成28年10月24日高速道路ナンバリング検討委員会とりまとめ)を踏まえ、我が国の高速道路ネットワークにおいて、路線名による案内に併せ、別紙の図表のとおり、路線番号により案内する高速道路ナンバリングを導入する。道路標識、文書又は音声による案内(ウェブサイトを利用するものを含む。)において、高速道路ナンバリングを活用し、わかりやすさの改善を推進されたい。
【都道府県、政令市あて】
なお、貴管内道路管理者に対しても、この旨周知方お取り計らい願いたい。
図 高速道路ナンバリング全国図

表 高速道路ナンバリングの路線番号・路線名対応表
路線番号 |
路線名 |
E1 |
東名高速道路、名神高速道路 |
E1A |
新東名高速道路、新名神高速道路、伊勢湾岸自動車道 |
E2 |
山陽自動車道 (※引用者注 広島岩国道路、山口宇部道路等含むか?) |
E2A |
中国自動車道、関門自動車道 |
E3 |
九州自動車道 |
E3A |
南九州自動車道 |
E4 |
東北自動車道 |
E4A |
東北縦貫自動車道八戸線(安代~青森) (※引用者注 八戸自動車道・青森自動車道か?) |
E5 |
北海道縦貫自動車道 (※引用者注 道央自動車道、名寄バイパス等か?) |
E5A |
北海道横断自動車道(黒松内~札幌) (※引用者注 札樽自動車道、黒松内道路等か?) |
E6 |
常磐自動車道、仙台東部道路、三陸沿岸道路(仙台港北~利府)、 仙台北部道路 |
E7 |
日本海東北自動車道、秋田自動車道(河辺~小坂) |
E8 |
北陸自動車道 |
E9 |
京都縦貫自動車道、鳥取豊岡宮津自動車道、山陰自動車道 |
E10 |
東九州自動車道(北九州~清武)、宮崎自動車道 (※引用者注 椎田道路、宇佐別府道路含むか?) |
E11 |
徳島自動車道(徳島~鳴門)、高松自動車道、松山自動車道(川之江~松山) |
E13 |
東北中央自動車道(相馬~福島北)、東北自動車道(福島北~福島)、東北中央自動車道(福島~横手) |
E14 |
京葉道路、館山自動車道、富津館山道路 |
E16 |
横浜新道(新保土ヶ谷~狩場)、横浜横須賀道路 |
E17 |
関越自動車道 |
E18 |
上信越自動車道 |
E19 |
中央自動車道(小牧~岡谷)、長野自動車道 |
E20 |
中央自動車道(高井戸~岡谷) |
E23 |
東名阪自動車道、伊勢自動車道 |
E24 |
京奈和自動車道 |
E25 |
名阪国道、西名阪自動車道 |
E26 |
近畿自動車道、阪和自動車道(松原~和歌山) |
E27 |
舞鶴若狭自動車道 |
E28 |
神戸淡路鳴門自動車道 (※引用者注 山陽自動車道(三木~神戸西)含むか?) |
E29 |
中国横断自動車道姫路鳥取線(播磨~鳥取) (※引用者注 播磨自動車道・鳥取自動車道等か?) |
E30 |
瀬戸中央自動車道 (※引用者注 山陽自動車道(倉敷~早島)含むか?) |
E31 |
広島呉道路 |
E32 |
徳島自動車道(徳島~川之江東)、高知自動車道(川之江~高知) |
E34 |
大分自動車道(日出~鳥栖)、長崎自動車道、ながさき出島道路 |
E35 |
西九州自動車道 |
E38 |
北海道横断自動車道根室線(千歳恵庭~釧路東) (※引用者注 道東自動車道・釧路外環状道路か?) |
E39 |
旭川・紋別自動車道 |
E41 |
東海北陸自動車道、能越自動車道 |
E42 |
近畿自動車道紀勢線(勢和多気~和歌山) (※引用者注 紀勢自動車道・阪和自動車道等か?) |
E44 |
北海道横断自動車道根室線(釧路東~根室) |
E45 |
三陸沿岸道路(利府~八戸) (※引用者注 三陸自動車道・八戸久慈自動車道等か?) |
E46 |
釜石自動車道、東北自動車道(花巻~北上)、秋田自動車道(北上~河辺) |
E48 |
仙台南部道路、東北自動車道(仙台南~村田)、山形自動車道 |
E49 |
磐越自動車道 |
E50 |
北関東自動車道、東水戸道路、常陸那珂有料道路 |
E51 |
東関東自動車道水戸線(市川~茨城町) |
E52 |
新東名高速道路清水連絡路、中部横断自動車道(新清水~双葉)、中央自動車道(双葉~長坂)、中部横断自動車道(長坂~佐久小諸) |
E54 |
尾道自動車道、松江自動車道 |
E55 |
四国横断自動車道(徳島~阿南)、阿南安芸自動車道、高知東部自動車道 |
E56 |
四国横断自動車道(高知~大洲)、松山自動車道(大洲~松山) (※引用者注 高知自動車道・宇和島道路等か?) |
E58 |
沖縄自動車道、那覇空港自動車道 |
E59 |
函館・江差自動車道 |
E60 |
帯広・広尾自動車道 |
E61 |
北海道横断自動車道網走線(本別~網走) |
E62 |
深川・留萌自動車道 |
E63 |
日高自動車道 |
E64 |
津軽自動車道 |
E65 |
新空港自動車道 |
E66 |
首都圏中央連絡自動車道(栄~戸塚) |
E67 |
中部縦貫自動車道 |
E68 |
中央自動車道(大月~河口湖)、東富士五湖道路 |
E69 |
新東名高速道路引佐連絡路、三遠南信自動車道 |
E70 |
伊豆縦貫自動車道 |
E71 |
関西空港自動車道、関西国際空港連絡橋 |
E72 |
北近畿豊岡自動車道 |
E73 |
岡山自動車道、中国自動車道(北房~落合)、米子自動車道 |
E74 |
広島自動車道、中国自動車道(広島北~千代田)、浜田自動車道 |
E75 |
東広島呉自動車道 |
E76 |
尾道福山自動車道、瀬戸内しまなみ海道、今治小松自動車道 |
E77 |
九州横断自動車道延岡線 |
E78 |
東九州自動車道(清武~加治木) (※引用者注 隼人道路含むか?) |
E80 |
あぶくま高原道路 |
E81 |
日光宇都宮道路 |
E82 |
千葉東金道路 |
E83 |
第三京浜道路、横浜新道(保土ヶ谷~戸塚) |
E84 |
新湘南バイパス(茅ヶ崎~茅ヶ崎海岸)、西湘バイパス |
E85 |
小田原厚木道路 |
E86 |
のと里山海道(千鳥台~徳田大津) |
E87 |
知多半島道路(大高~半田中央)、セントレアライン |
E88 |
京滋バイパス |
E89 |
第二京阪道路 |
E90 |
堺泉北有料道路 |
E91 |
南阪奈有料道路、南阪奈道路、大和高田バイパス(弁之庄~四条) |
E92 |
第二阪奈有料道路 |
E93 |
第二神明道路 |
E94 |
第二神明道路(北線) |
E95 |
播但連絡道路 |
E96 |
長崎バイパス |
E97 |
日出バイパス、大分空港道路 |
E98 |
一ツ葉有料道路(南線) |
C3 |
東京外環自動車道 |
C4 |
首都圏中央連絡自動車道(釜利谷~木更津) (※引用者注 新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎)含むか?) |
CA |
東京湾アクアライン、東京湾アクアライン連絡道 |
C2 |
名古屋第二環状自動車道 |
C3 |
東海環状自動車道 |
|
(※道路局長通達はここまで)
(※高速自動車国道を赤、高規格幹線道路のうち一般国道の自動車専用道路を緑で着色してみた。)
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この他、道路地図やカーナビでの使い方の指針となると思われる「高速道路ナンバリングの表示方法・読み方ガイドライン」http://www.mlit.go.jp/road/sign/numbering/files/numbering_guideline.pdfも公表されている。
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■ここからは、ナンバリングのルールを「高速道路ナンバリング検討委員会 配付資料」http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/numbering/pdf99/1.pdfから引用
ナンバリングルールで基本とする事項としては、以下のとおりとする。
1.親しみ
・地域でなじみがある、かつ、国土の根幹的な路線の既存の国道番号を活用
2.シンプルでわかりやすく
・原則2桁以内
・同一起終点など、機能が似ている路線のグループ(ファミリー)化
・道路種別や機能をアルファベットで表現
3.国土の骨格構造を表現
・主要な国道番号で、国土の骨格構造を表現できるように、路線の起終点を設定
ナンバリングの具体的ルール(抄)
〇1桁・2桁国道に並行する路線は、当該国道番号を付番
〇首都圏、名古屋圏の環状道路は、アルファベットで区別。その際、既存の都市高速道路の環状道路との整合性にも配慮(首都高速道路都心環状線は C1 、首都高速道路中央環状線は C2、 名古屋高速道路都心環状線は R)
〇高速道路の近傍にはないものの、1桁・2桁国道で、かつ、同一地域内で高速道路と大きな方向が一致している路線は、並行路線として扱い付番
〇並行する国道が3桁番号である、又は並行する国道の国道番号を別路線に付番する路線で、隣接して2桁国道がある場合は、当該2桁番号を延伸して付番
〇その他の路線は、以下に従い、1桁・2桁国道に並行する路線、1桁国道とグループ(ファミリー)化する路線、環状道路、1桁・2桁国道に並行する路線の対象を拡大して付番する路線以外の対象路線に付番する。
・付番されていない高規格幹線道路について、59 番以降の番号を沿道の都道府県コード及び市区町村コード順に基づき付番。
・付番されていない高規格幹線道路以外の路線について、他の路線に付番の後、80 番以降の番号を沿道の都道府県コード及び市区町村コード順に基づき付番。
〇一般国道や都市高速道路と区別するため、数字の先頭に、高速道路(Expressway)を意味する「E」を付けたものを高速道路の路線番号とする。ただし、環状道路(C3等)については、既存の都市高速道路の路線番号との整合性、シンプルさを考慮し、「E」は付与しない。
高規格幹線道路以外の路線でナンバリングの対象となった道路は下記のとおり。

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■ここからは、革洋同による検討等
〇欠番となった路線番号
並走する国道を原則としたので、どうしても欠番が出るのはやむを得ない。以下の番号が欠番となった。
12号(札幌市-旭川市)
15号(東京都中央区-横浜市)
21号(瑞浪市-米原市)
22号(名古屋市-岐阜市)
33号(高知市-松山市)
36号(札幌市-室蘭市)
37号(北海道山越郡長万部町-室蘭市)
40号(旭川市-稚内市)
43号(大阪市-神戸市)
47号(仙台市-酒田市)
53号(岡山市-鳥取市)
57号(大分市-長崎市)
このうち、12号、36号、37号及び40号については、実際には、北海道縦貫自動車道(道央道)が並走しているにもかかわらず、「北海道縦貫自動車道は、国土全体及び北海道の骨格構造を表現する路線であることから、全線を5号と付番」とされたため、あえなく欠番となった。
北海道横断自動車道(札樽道、道東道)は、E5A、E38とE44に分割されている点とは対照的だ。
〇一本の路線が複数の路線番号に分割されたもの
北海道横断自動車道 E5A(黒松内~札幌)、E38(千歳恵庭~釧路東)、E44(釧路東~根室)
秋田自動車道 E7(河辺~小坂)、E46(北上~河辺)
東九州自動車道 E10(北九州~清武)、E78(清武~加治木)
徳島自動車道 E11(徳島~鳴門)、E32(徳島~川之江東)
松山自動車道 E11(川之江~松山)、E56(大洲~松山)
横浜新道 E16(新保土ヶ谷~狩場)、E83(保土ヶ谷~戸塚)
中央自動車道 E19(小牧~岡谷)、E20(高井戸~岡谷)、E68(大月~河口湖)
阪和自動車道 E26(松原~和歌山)、E42(和歌山以南)
高知自動車道 E32(川之江~高知)、E56(高知以東)
三陸沿岸道路 E6(仙台港北~利府)、E45(利府~八戸)
新東名高速道路 E1A、E52(清水連絡路)、E69(引佐連絡路)
圏央道 E66(栄~戸塚)、C4(釜利谷~木更津)
新湘南バイパス E84(茅ヶ崎~茅ヶ崎海岸)、C4(藤沢~茅ヶ崎)
※ 「横浜新道って国道16号区間もあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、保土ケ谷バイパスの新保土ケ谷ICと横浜横須賀道路の狩場ICの間は、国道16号横浜バイパスの無料区間である。
〇同一の区間に複数の路線番号が重複しているもの
東北自動車道(福島北~福島) E4とE13
東北自動車道(花巻~北上) E4とE46
東北自動車道(仙台南~村田)、E4とE48
中央自動車道(双葉~長坂) E20とE52
中国自動車道(北房~落合) E2AとE73
中国自動車道(広島北~千代田) E2AとE74
※この論法でいくと、東北自動車道(岩舟~栃木都賀)もE4とE50(北関東道等)で重複していなければならないと思うのだが、何故かそうなっていない。
〇一番多くの路線番号を持つ道路
中央自動車道 E19、E20、E52、E68
東北自動車道 E4、E23、E46、E48(上記のように北関東道との重複を押さえていれば、東北道が一位だった。)
〇距離が一番短い路線番号
圏央道 E66(栄~戸塚)・・・・横浜市内(栄区と戸塚区)におさまってしまう。2キロしかない。
※沖縄道と那覇空港道は途中で分岐しているにもかかわらずE58一本にまとめてあるのに、何故ここだけわずか2キロのために別番号を持たせるのかよくわからん。
〇重複した路線番号
C3 東京外環自動車道と東海環状自動車道
名古屋圏の環状道路については、首都高速道路都心環状線 C1 、首都高速道路中央環状線はC2であるのに対して、名古屋高速道路都心環状線はRであることから、名二環状をR2、東海環状道をR3とする検討も行われていたが、採用されなかった。

第5回 高速道路ナンバリング検討委員会 配付資料http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/numbering/pdf05/3.pdfから引用
〇ナンバリングと引き換えに無くなりそうなもの
きゅうまるいち(@QOIQOIQOI )さんが指摘している。
実際にフランスで撮影した高速道路のサイン(路線番号標識もわかるよね)

〇E14は京葉道路と東関東道のどっち?
千葉と東京を結ぶ国道といえば14号だが、有料道路としては京葉道路と東関東道の2本がある。どちらにE14をつけるのが相応しいのかはともかく、実際には京葉道路がE14となり、東関東道はE51を名乗った。
京葉道路は国道14号の有料バイパスであり、まあ妥当であろう。一方東関東道のE51のもととなる国道51号は、本来千葉市-成田市-水戸市を結ぶ路線であり、東京-千葉間は路線に含まれない。
なお、E14は館山道経由で富津館山道路をその終点とした。富津館山道路は一般国道127号(館山市-木更津市)の有料バイパスである。14号であり、127号でもあるというわけだ。
〇先祖返りの番号?
いわゆる「B路線」(高規格幹線道路の一般国道自動車専用道路:上記表の緑色着色路線)については、1991年の一般国道の路線を指定する政令において、オリジナルの路線番号を持つ路線と既存の国道のバイパスとして整備されるものとが分けられた。

この際に、例えば圏央道は国道16号から468号へ、京都縦貫自動車道は国道9号から478号へ、西九州自動車道は国道35号から497号へ変更された。

それが今回のナンバリングで京都縦貫道はE9、西九州道はE35というように元の並行する国道の番号に戻ってしまった。いわば先祖返りである。
他方、圏央道はE16ではなく環状道路ということでC3になった。E16を名乗るのは横浜横須賀道路+横浜新道(狩場-保土ケ谷)である。「東京環状」とも呼ばれる国道16号であるが、高速道路ナンバリングでは三浦半島+αにおさまってしまった。
B路線でもう一つ先祖返りがある。上記表に「西神自動車道 28号 神戸市-三木市」という路線がある。「そんな高規格道路聞いたことはない」という方がほとんどであろう。実際には三木JCTから神戸西ICまでは山陽自動車道に、神戸西IC以南は神戸淡路鳴門自動車道として整備された。神戸淡路鳴門自動車道は国道28号の有料バイパスという位置付けだからE28で違和感は無いのだが、三木JCTから神戸西ICまでは高速自動車国道山陽自動車道になったので国道28号ではなくなってしまった。それが(おそらく)E28を名乗ると思われる。(表を見ても明示されていない。)
〇「A’」はどうなるの?
「A’」とは「高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路」のことであり、山陽道における広島岩国道路、山口宇部道路、東九州道における椎田道路、宇佐別府道路、延岡南道路、隼人道路、館山道における富津館山道路のような道路である。
今回の「高速道路ナンバリングの路線番号・路線名対応表」では、その辺の扱いがはっきりしない。まちまちである。
例えば、E14であれば「京葉道路、館山自動車道、富津館山道路」とA’路線である富津館山道路をE14とすることが明記されているが、E2では「山陽自動車道」とだけ書いてあるためA’路線である広島岩国道路や山口宇部道路がE2となるのかが明らかではない。
おそらくネットワークからすると含まれるのだろうが、これがE4Aの「東北縦貫自動車道八戸線(安代~青森)」だと、NEXCOが営業する百石道路は当確にしても、青森県道路公社が営業するみちのく有料道路や第二みちのく有料道路が含まれるかは悩ましいところである。
「東北縦貫自動車道八戸線(安代~青森)」のように道路名ではなく高速自動車国道の路線を指定する政令の路線名で記載している路線は、A’を含むという見方もできるのだろうか?
E5A 北海道横断自動車道(黒松内~札幌)、E29 中国横断自動車道姫路鳥取線(播磨~鳥取)等がそうである。
また、E56のように「四国横断自動車道(高知~大洲)、松山自動車道(大洲~松山)」という書き方の路線がある。四国横断自動車道(高知~大洲)は、高速自動車国道の路線を指定する政令の路線名であり、「松山自動車道」は、高速自動車国道の路線を指定する政令の路線名では四国縦貫自動車道であり、その道路名が「松山道」なのである。同じ枠の中に違う性格の道路名称が使われている。これはE56の四国横断道(高知~大洲)の区間内に高速自動車国道の高知道に加え、A’路線の宇和島道路、大洲道路等も含まれるからではないだろうか?一方四国縦貫道(大洲~松山)は全区間が高速自動車国道の松山道である。
〇また気が付いた点があれば追加していきたい。
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