地下鉄の色(ラインカラー)はどうやって決まったのか( #ねるねちけい 便乗)
【#長濱ねる 地下鉄の路線の色が気になる】
今回長濱さんが調べるのは「東京の地下鉄」。路線ごとに異なる色はどうやって決められているのでしょうか❓さらに長濱さんが地下鉄で驚いたことBEST3もご紹介🎵天然炸裂(?)な長濱さんの調査結果も要チェックです👀
#ねるねちけい #欅坂46 pic.twitter.com/BzReyUj3kH— ねるねちけいONLINE! (@nhk_neruhk) 2018年8月12日
#ねるねちけい 丸ノ内線と浅草線と大江戸線は似たような色なんだね… pic.twitter.com/S915InxBJs
— はなぴー (@hana_py) 2018年8月14日
NHKの「ねるねちけいONLINE!」という番組で「東京の地下鉄のラインカラーがどうやって決まったのか」が話題として取り上げられたそうな。(番組は見ていません。)
これについては、土木学会誌1988年6月号に三好迪男氏が「地下鉄のラインカラー」と題したそのものずばりの報文を執筆しているので紹介したい。
この報文によると、「色彩的なバランスを考えた」ということであり、NHKの「ねるねちけいONLINE!」でいうような、「古い路線ははっきりした色」「新しい路線はぼんやりした色」という説明は違和感があるな。
番組では、色の名前しか言及されなかったが(この表-1と同じ呼称でしたな。)、色を決めたときには、例えば銀座線を「オレンジライン」という路線のニックネームとしても使おうとしたということである。
実は、この色を使ったニックネームというのはそれなりに便利で、先日渋谷駅で外国人旅行者に地下鉄の乗り換えを説明する際に、路線図を指さしながら「このパープルラインに乗って永田町ステーションでゴールドラインに乗り換えたらええねん」と説明すると、私の稚拙な英語でもバシッと通じたのである。
なお、この色彩の決定には財団法人日本色彩研究所の児玉晃氏の協力によるものということだ。
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