首都高速の路線変更から秋庭大先生の嘘をあばく
秋庭大先生といえば、まあアレである。
ところで、先日書いた「首都高に高松宮が「日本橋はどうにかならないものか」と申し入れし、オリンピック後に地元からの要望で日本橋川の上に首都高のルートを変更していた」http://kakuyodo.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-0d26.htmlを書いていると、秋庭大先生の嘘が一つ分かった。
「帝都東京・隠された地下網の秘密<2>」という著作があり、まあいつものとおりなのだが、こんな記載がある。
「帝都東京・隠された地下網の秘密<2>」秋庭俊・著 122~123頁から引用
「中央区浜町附近に首都高速と異なる妙な街路計画がある」と秋庭大先生は指摘し、またいつものようなアレな妄想を膨らませている。
しかし、私のブログの読者ならお分かりのように、これは首都高が江戸橋から両国に向かう(箱崎を通らない)当初の都市計画決定ルートにすぎない。
別に地下に秘密の施設があるわけでもなんでもない。
この路線が東京オリンピック後の地元要望等により、江戸橋から日本橋川、箱崎を経て両国へ向かうように変更されたのが現在の首都高速道路6号線である。
首都高速道路公団広報誌「首都高速」から引用。
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