WEB CARTOP 「軽自動車のナンバープレートが黄色いワケ」が嘘くさい
もともとは2輪車と同じ小さなナンバーでした
軽自動車のナンバープレートが黄色いワケhttps://t.co/3uXYAOPleA pic.twitter.com/mxVaChyWP7— WEB CARTOP (@WEB_CARTOP) 2018年7月20日
料金所の係員が目で簡単に判断できるため
(略)
そうしたなか、軽自動車の黄色のナンバープレートが目立ちすぎるというか、ボディカラーと合わせにくいというか、ちょっと気になる……。
そこでなぜ軽自動車のナンバープレートが黄色なのかを調べてみた。歴史的にみると、軽自動車枠が360㏄だった最後の年の1975年1月から、この黄色いナンバープレートが導入されている。
それまでは、2輪車と同じ小さなサイズのナンバーで、白地に緑文字という組み合わせだった。しかし、1975年から軽自動車のナンバーサイズも普通車と同じ大きさになり、普通車と見分けるために、軽自動車はもっとも視認性のいい黄色に黒の文字(事業用は黒に黄色の文字)が選ばれることになった。
ではなぜ軽自動車のナンバーに視認性の良さが求められたかというと、高速道路料金が普通車と軽自動車では違ったため(軽自動車は2割安い)。ETCが普及するまでは、高速道路の料金所で係員が一台一台精算をしていたため、ゲートの係員がひと目で判別できるようにということだ。昼・夜を問わず認識しやすい黄色いナンバープレートが採用されたというわけだ。
(略)
軽自動車のナンバープレートが黄色いワケ 投稿日: 2018年7月21日 TEXT: 藤田竜太
https://megalodon.jp/2018-0919-2230-52/https://www.webcartop.jp:443/2018/07/258600
なんか納得しちゃうかもしれない。yahoo!知恵袋でもそんな回答だ。
しかし、下記の表をよく見てほしい。
https://www.express-highway.or.jp/info/document/rpt_e_007a1.pdf
日本道路公団の高速道路料金は、1989(平成元)年までは、3車種区分しかない。普通車と大型車Ⅰと大型車Ⅱ(特大車)である。軽自動車単独の料金が普通車から分かれて設定されたのは1989(平成元)年6月1日以降である。
首都高速道路に至っては、長く普通車と大型車の2車種区分であり、軽自動車等の区分ができたのはついこの前の2016(平成28)年4月1日である。
WEB CARTOPの藤田竜太氏の記事では、軽自動車のナンバープレートが黄色くなったのは1975年1月ということだから、1975年の段階では、軽自動車は「普通車」の料金の枠の中で同額であり、「ゲートの係員がひと目で判別できるように」する必要は全くないのではないか?
問い合わせを入れておいたので、答えがくれば皆様にお知らせします。
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コメント
この方本当に車関係のライターかと疑う点が他にもありますよね。カートップもよく使ってるなって思います。
投稿: 商店街の鬼 | 2018年10月 2日 (火) 07時59分
藤田竜太さんって、そういういわくつきのライターさんなんですね。。。
投稿: 革洋同 | 2018年11月 6日 (火) 22時40分
ヒール&トゥの記事が酷かったのでライター名で検索してみたら辿り着きました。
やっぱりか、と思いました。
投稿: MT | 2021年3月22日 (月) 09時44分
MT様 コメントありがとうございます。
本業の方でも「やっぱりか」なのですね。。。
投稿: 革洋同 | 2021年3月29日 (月) 22時45分