昭和41年の日本道路公団「関東周辺有料道路地図」(各一般有料道路解説付き)
先に投稿したこの地図。片面は第三京浜道路だが、裏面は関東周辺有料道路のマップである。
そちらが気になる方もいらっしゃるだろう。
東名高速道路も中央高速道路も建設中で、高速自動車国道が1mmも開通していない時代の首都圏の有料道路地図となる。
既に無料開放して馴染みのない一般有料道路も多く掲載されているため、関係記事を「一般有料道路の概要」日本道路公団・1967(昭和42)年12月・刊から抜粋して添付する。
左上の拡大図。
まだ志賀草津道路はない。
草津道路
伊香保榛名道路
右上の拡大図。
金精道路
日光道路(いろは坂)
海門橋
左下の拡大図。
笹子トンネル
乙女道路
富士宮道路
箱根新道
東伊豆道路
遠笠山道路
真鶴道路 (当時は、いわゆる「旧道」のみ)
湘南道路
小田原厚木道路は建設中だ。本線格の東名ですらまだ建設中なのに、枝線格の小田原厚木道路が既に建設着手されている。
【参考記事】
「小田原厚木道路は河野一郎の政治路線だった?」
http://kakuyodo.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-5789.html
右下の拡大図。
東京オリンピックで首都圏の道路の整備が進んだといっても、未だ国道16号がまともにつながっておらず、荒川を渡る上江橋は有料道路である。
上江橋
境大橋
芽吹大橋
銚子大橋
京葉道路
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